Your choice

一般社団法人Your choiceのNewsを配信していきます。

【インタビュー】「誰かの為になっているっていうのを証明すること。」改めて今、” 働く " を考える。後編

前回は、Your choice共同創業者である新井さんの

Your choiceとの出逢いまでについてインタビューしてきました。

 

引き続き、新井さんの想いや、

これからについてお聞きしていきたいと思います。

 

 

▼前回の記事はこちらから

yourchoice10.hatenablog.com

 

 

 

 

「自分で自分に責任がある」という環境

 

ーーー実際に働き初めて、働く以前と後での違いってなんですか??

 

責任。だと思います。

 

僕は、高校時代に生徒会をやっていたんですね。

色んなことをやらせてもらいました。

 

好きなことをさせてもらっていた上に

養護学校だったからということもあるのか、

生徒がミスっても教師が全てカバーしてくれるんです。

 

そんな環境から今は、

何かあったら責任は自分にある。

 

わからないことは、もちろん聞いたら教えてくれるのですが、

それだけではなくて、自分で学ばなければいけない。

 

そこは学校も同じなんですけどね。笑

今はすごくそれを実感しています。

 

そういう「自分で自分に責任がある」という環境は

僕は好きですね。

 

 

ーーー思いの面での変化はありましたか??

 

ずっと

「働く為にはどうしたらいいんだろう」

って考えていました。

 

それは、ゲームプログラマーになりたいという想いに

縛られていたというのも、きっとあるんですけど。

 

でもいざこうやってYour choiceで働いてみると、

仕事にはクライアントさんがいます。

 

そのクライアントさんの望んでいるものを、

 

どうやったら汲み取れるんだろう?

汲み取った上でどうやったら喜んでくれるんだろう?

 

ということを考えるようになったと思います。

 

「自分が」働く為にはどうしたらいいんだろう。

というのが、

「その人の為に」なるにはどうしたらいいんだろう。

という風に変わりました。

 

 

 

ーーー素敵ですね。

 

あ、

あと自分が誰よりもびっくりしていることがあるのですが。

 

Your choiceで働く以前は、

病院での余暇の時間はプログラミングの勉強か、

ゲームをするか、Youtubeをみていたんですけど、

 

今は仕事に必要なスキルはどうやって身につけるんだろうって考えたり、

メールの返信をしたり、情報収集をしたりしているんですよね。

 

...びっくりです。笑

 

ゲームをやる時間が減ったというのは、

今までの自分では信じられないことで、

すごくびっくりしているんです。笑

 

気づいたら仕事のことをやっているという感じです。

 

f:id:yourchoice10:20181001212947j:plain

 

 

「働く」とは?

 

ーーーそうなのですね!笑

   すごく楽しそうにお仕事をされているのが伝わります。

   そんな新井さんにとって、

   「働く」ってどういうことだと思いますか?

 

もし自分がケンジョウシャだとしたらきっと、

「自分が生きる為に働く」って答えると思うんです。

働かなきゃ生きていけない、とも思う。

 

でも僕は入院をしていて

障害の重さにもよりますが、

20才になったら障害基礎年金というものがもらえるんですね。

 

働かなくても、病院にいれば

生きていくことができるんです。

 

だから、僕たちの場合は

「生きる為に働く」っていうのはちょっと違っていて…

 

僕は、自分の人生を楽しくする為に働くものなのかなって思います。

 

もし僕が働かないで、24時間ずっと

ご飯食べるか、寝るか、ゲームやってるかっていう生活をしていたら

多分半年くらいは楽しいのかなとも思いますけど、

 

それを10年、20年と続けたら

自分の存在意義がわからなくなってくると思うんです。

 

誰かのために、誰かに必要とされるから、働ける。

 

誰かの為になっているっていうのを

証明するのが働くってことなのかなと思います。

 

 

 

これからについて

 

ーーーこれからについて考えていることがあれば教えてください。

 

 

やったことないことは、

どんどんやってみたいなって思っています。

 

スキルを身につけるためっていうのも、もちろんあるし

自分の得意、不得意や

何が好きで何が嫌いなのかっていうのを理解する為に、

Your choiceにいたいなと思っています。

 

方法はわかりませんが、

5年か10年先には、ゲーム関する仕事がしたいな

とも、やっぱり思っています。

 

それが、Your choiceでできるかもしれないし

そうでないかもしれない。

 

それが、必ずしもプログラマーじゃなくてもいいんだとも思えたし、

ゲームを「作る」っていう形でもないかもしれない。

 

自分でゲーム会社を作っちゃおうかなとも思いますしね。

 

 

 

f:id:yourchoice10:20181001212350j:plain

 

ーーー前回から、お話を伺っている中で、

   新井さんってすごくストイックだなあ!!

   って思ったんですけど、

   今の考え方になったきっかけとかってあるのでしょうか?

 

 

 

うーん。

 

5才のくらいの時かな。

戦隊モノのレッドがすごい好きでした。笑

 

みんなを引っ張っていくっていうのが

すごいかっこいいなと思っていたんですよね。

 

 

あとは、自分の「決めたらまげない性格」は、

多分漫画とかアニメに影響があって。

 

仲間は絶対大事にするんだ!

みたいなそういうキャラクターが大好きなんです。

 

そんな性格になりたいなあって思って、

ある意味キャラクターを見習って成長してきたんですよね。

          

僕は、主人公になりたいんです。

 

 

…こういう話、結構恥ずかしいですね。

親にも言ったことないです。笑

 

 

ーーーとっても素敵だと思います。

 

これからについて、もうひとつ。

仕事とは違うかもしれないのですが、

 

尊敬する人がいるんです。

小学校の時の先生です。

 

その先生はすごくトークセンスが高いんですよね。

 

僕、人と話すのは好きなのですが

初対面が苦手で、すごく人見知りなんです。

だからこそ尊敬しているんですけど、

その人は、できることが多いわけではないし、

教えるのもそんなにうまいわけでもない。笑

 

でもそれをトーク力で乗り越えているんですよね。

面白さでカバーしているというか。

 

本当にかっこいいなと思っています。

 

そんなふうに、

人を笑わせながら一緒に何かをしていく

っていうことをしたいなと思っています。

 

 

 

f:id:yourchoice10:20180928151243j:plain 

Your choice共同創業者

新井海斗